☆アンドレ・プレヴィン氏の名演より:♪交響曲第2番ホ短調 - セルゲイ・ラフマニノフ

ラフマニノフ:交響曲全集ラフマニノフ:交響曲全集
ジャケットは「ラフマニノフ:交響曲全集(3CD)」(1993年/録音:1973~77年)。演奏はアンドレ・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団。

先日訃報が伝えられたアンドレ・プレヴィン氏。

雑誌「Jazz Japan」にも追悼記事があったようにジャズ、クラシックどちらの世界でも第一線で活躍した稀少な音楽家ですね。ジャズ・ピアニストとしてスタートし1960年代以降はクラシックの場でも活躍するようになった(ウィキペディアより)プレヴィン氏ですがジャズはジャズとしてクラシックはクラシックとして見事な音楽を残しているのが凄いところ。

私がクラシックを聴き始めた頃、とにかく多くの作品に触れようとEMIから出ていた「double fforte」という廉価な2枚組をちょくちょく購入していたのですが、その中にプレヴィン氏のものがいくつかありました。

・ウォルトン管弦楽作品集(プレヴィン氏の演奏は「交響曲第2番」など3作品)
・ラフマニノフ「合唱交響曲『鐘』」(他者によるプロコフィエフ作品を含む)
・ショスタコーヴィチ「交響曲第10番ホ短調、交響曲第13番変ロ短調」
・ベルリオーズ「レクイエム、幻想交響曲」

どれもたまたま購入したものですが正直ウォルトンを除けばなかなか手を出しにくいものばかり(汗)。何だかわざわざ重厚で難解な作品を選んで演奏しているようでちとびっくり。

即興を基本とした自由度の高いジャズと細部まで綿密に練り上げ高い完成度が求められるクラシックというアプローチの仕方がまるで異なる両分野で確かな仕事を残しているを見れば、雑誌記事にもあった「こういう音楽家は二度とあらわれないだろう」は納得ですね。

クラシックの分野でのプレヴィン氏の演奏で真っ先に思い出されるのはやはりラフマニノフの「交響曲第2番ホ短調」。作品自体の知名度がクラシックファンのみならず高いということと共に、それまでカットして演奏するのがあたりまえだったこの作品の完全全曲版を世に知らしめたという功績もありますしね。プレヴィン氏の演奏を目的に購入した音源はチャイコフスキーの3大バレエとこのラフマニノフだけなのでその点でも印象深い作品です。

それにしてもこの作品の第3楽章は何度聴いてもとろけますね(笑)。決して他では味わえない音楽です。クラシックの枠を超えたポピュラリティがあります。


ラフマニノフ「交響曲第2番ホ短調」より第3楽章


安らかに...

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