☆ジャズ・ピアノ18:♪アルバム「Heartscape」 - 木住野佳子

再びの木住野佳子。最近はほぼ毎日のように聴いているので取り上げざるを得ません(笑)。彼女のアルバムは全て5つ星ですが究極の選択ではベスト・ワンがこちら↓。

木住野佳子:Heartscape木住野佳子:Heartscape
ジャケットは木住野佳子の「Heartscape」(2005年)。

「Heartscape」はアルバム・デビューから10年の節目にリリースされた記念すべき2枚の内の1枚。もう一方のアルバム「Timescape」がスタンダード作品集ならこちらははじめての全オリジナル作品による意欲的なアルバム。木住野ワールド全開な大傑作になってます。

とにかくいろんな面でバランスがいい。ジャジーでテンションの高い曲もあればノスタルジックな切ない曲から優しく心暖まる曲までなかなかバラエティに富んだ構成。ピアノとコラボするソロ楽器もヴァイオリン、チェロ、二胡、尺八など色とりどり。そこに彼女自身でアレンジしたというストリングスがからみ何とも夢心地なアルバムに!ん~もうつまらん説明はいらない。黙って聴くべし!(笑)

あとは載せた音源の曲紹介をばちょっと。

1曲目の「Sketch Of Praha」はレコーディングで行ったプラハに恋して作った曲とのこと。穏やかなストリングスで始まるこの曲は、よどみなく流れる川の情景だろうかクラシカルな美しい世界が広がり、中盤にはそこにジャジーでアグレッシブな展開も加わり、彼女曰くプチ組曲的作品でプラハへの熱き想いが表現されてます。その先に素晴らしい何かが予見されるようなドラマティックな逸品に仕上がっていてまさにオープニングにはぴったりですね。

「静香風」は二胡の響きが印象的なノスタルジックな曲。切ないなぁ...。それにしても民族楽器はその響きだけでその地を思い出させてくれる何とも貴重な存在ですね。弦楽器ならシタール、日本の琴なんかもそうかな。

「風の情景」では尺八が登場。一聴ではフルートのように聴こえるのが面白いところ。こちらは疾走感のあるスリリングで爽やかな作品になってます。

どこか懐かしい「The Good Old Times」はじわじわと熱いです。後半はまるでKeith Jarrettの如きゴスペル的盛り上がりに大興奮。大好きぃ~!こういうの~!(笑)

締めくくりの「A Song For My Friend」は病気療養中の友人を想い作った作品とあります。とにかく子守唄のように穏やかで優しい曲。でもこれは反則。ここまで思う存分楽しませてくれて最後にこれじゃ絶対泣けちゃう。


「The Good Old Times」の自身による解説にはこんな一言が。

...どうも私は懐かしく切ない曲が好きみたいで...

私を虜にしている要因はたぶんこれですね!


Sketch Of Praha


静香風


風の情景


The Good Old Times


A Song For My Friend

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