☆ジャズ・ピアノ17:♪The Island - 木住野佳子

もう抜け出せない~!

現在とにかく木住野佳子にドはまり中。このままだと延々と彼女の演奏が続きそうなので本日はまとめて思いの丈を。思いつきで好き勝手に書いちゃうのでこの先は話半分ならぬ1/4程度でよろしく!(笑)

特殊な企画ものを除けば彼女のアルバムはほぼ揃った(借り物が多いが...汗)。たぶんワン・アーティストのインスト作品を短期間にこれほど聴いたのははじめてだと思う。すこぶる相性がいい!これぐらいのジャズ・テイストが自分には最適なのである。

とかくジャズと言うと作品はあくまで素材でそれを独自に解釈し自己アピールに邁進する演奏家が多いですが、時としてその解釈が私の理解を遥かに超え(汗)結局今の演奏は何だったの?みたいなことがよくあります。しかしながら彼女の演奏にはそういった感じを受けません。あくまで作品が主体でそれをどう引き立たせるかという視点で成り立っている(と思っている)のでどこまでもメロディアス。アドリブに至っても作品のイメージが損なわれないのがいい。

取り上げる作品もジャズのスタンダードはもちろん映画音楽、クラシックの名品からポップス、ソウル、ボサノバ、タンゴなどジャンルも多岐にわたり、そこにオリジナルもからみジャンルにこだわらない私には楽しめることこの上ない!(オリジナルがまたいいんだなぁ...)

アレンジにしてもジャズを基本としながらも、ストリングスを用いるなどクラシカルなものから民族楽器によるトラディショナルな雰囲気、打ち込みといった現代感覚のポップなフィーリングなどが見事に融合し、その各々の要素も節度が保たれ行き過ぎないところに気品も感じられます。

木住野ワールドがしっかりと確立しているのでたとえば「星に願いを」(アルバム「Rendez-Vous」より)や「Mas Que Nada」(アルバム「Siesta」より)のようにコンテンポラリーでかなり斬新なアレンジも違和感は感じられずきっちりアルバムに馴染んでます。

ピアノ演奏も美しいことはもちろん、時に優しく繊細に時にグランド・ピアノのその名の如き大胆にゴージャスに鳴るそのピアノはとても心地よく、まったく浮ついた感じのないどっしりと腰のすわった風格すら感じさせるものですね!

アルバム「Praha」のエンディングにあるピアノ・ソロによるドヴォルザークの「家路」は素朴でシンプルなメロディのせいか聴かせようとすると単にメロディをなぞっただけ、あるいは逆にアレンジ過多になりそうなもんですがこれがなかなかバランスがいい。原曲の良さを再認識させながらも新たな息吹も吹き込んだ胸キュンな演奏になってるんですよね。この辺の感覚が大いに惚れちゃったところかも(笑)。

ん~まだ書き足りないところはいろいろありますが今日はこの辺で...。

で、本日の楽曲は彼女の原点ということでこちら↓のデビュー・アルバムから。

木住野佳子:Fairy Tale木住野佳子:Fairy Tale
ジャケットは木住野佳子の「Fairy Tale」(1995年)。

これはMichael Breckerなど海外の大物も参加したわりとオーソドックスなアルバム。The Stylisticsの名曲「誓い(You Make Me Feel Brand New)」の選曲にはセンスの良さを感じざるを得ません(笑)。

「The Island」は何も知らずに聴いてオリジナルかな?とも思ったんですが、彼女の解説によればブラジルの作曲家イヴァン・リンス(Ivan Lins)の代表作だそうでベース(Marc Johnson)も聴きものひとつだと。イヴァン・リンスは初耳ですが(汗)なるほどメロディアスで美しい曲であり演奏ですね!



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