♪交響曲第5番 - アーノルド・バックス

またまた英国の音楽から!

交響曲第5番交響曲第5番

ジャケットは、バックスの「交響曲第5番ほか」(2000年/録音:1996年)。

バックス(Sir Arnold Edward Trevor Bax:1883年~1953年、イギリスの作曲家)の交響曲はなかなか手強い。ウィキペディアなどによれば、彼の作品はケルト文化やアイルランドの自然、あるいは恋人とのロマンスなどが深く影響したロマン主義・印象主義的なものだそうですが、その魅力を言葉にするのはなかなか難しい。

たとえばこのアルバムの解説では。
「当盤を一度通して聴いただけでは、時折ブラスの咆哮に耳を奪われるものの、全体的には何だかさっぱりわからないかもしれません。でもそこで止めないで下さい!反復鑑賞するうちに複雑なテクスチャーが徐々にわかってきて、気がついてみると作品の虜になる...」

また「近代・現代英国音楽入門」(山尾敦士著)を参照すると。
「7曲の交響曲はすべて3楽章形式で作曲されており、ほとんどが40分を越える大作である。...中略...共通しているのは、コリン・ウィルソン(イギリスの小説家だそうです)が「交響曲第3番」を評した言葉を借りれば『チャイコフスキーやシベリウスの場合と違って、バックスの交響曲には簡単に覚えられるメロディがないのだ』ということ。そのせいか演奏会に登場する機会はほとんどない。しかしだからといってゴリゴリの無調音楽ではないのだから、何回か聴いているうちに魅力がわかってくるだろう(投げやりなようで申し訳ないけれど)。」

どうです?皆さん苦労されているでしょ?要するに黙って聴くっきゃないってことですよね(笑)。事実、どの交響曲を聴いても抽象的でつかみどころのない感じですかね。ただ、とても美しくダイナミックな作品ではあるので、ぜひ一度は挑戦していただきたいところ。バックスの愛した文化、自然、それと恋物語?に思いを馳せて聴くとより楽しめるかもしれません。

で、私が英国音楽に熱を入れ始めた頃、ちょうどNAXOSでこのバックスの交響曲全集の制作が進んでいて、それをひとつずつ買い集めた中の1枚が本日のアルバム。一応シベリウスに捧げられたと言われる「交響曲第5番」は全7作品中彼の代表作とされているもの。あえてあげれば個人的には「交響曲第4番」が好みなんですが、まぁこの辺から入るのが無難なようですよ(俺も投げやりだぁ~...笑)。

ちなみに、以前取り上げた廉価ボックス「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション(10CD)」には「第6番」(ダグラス・ボストック指揮ほか)が収録されているのでそちらを聴いてみるのもいいかもしれません。とにかくこちら↓で一度さわりだけでも(笑)ご賞味ください!


第1楽章:00:00
第2楽章:17:15
第3楽章:28:35

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