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zoom RSS ♪交響曲第1番ホ長調 - ハンス・ロット

<<   作成日時 : 2017/07/13 17:34   >>

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長らく忘れていた作品を聴いてみた。

ハンス・ロット:交響曲第1番ホ長調ほかハンス・ロット:交響曲第1番ホ長調ほか

ジャケットはハンス・ロットの「交響曲第1番ホ長調ほか」(録音:2003、2004年)。演奏はセバスティアン・ヴァイグレ指揮/ミュンヘン放送管弦楽団。

ハンス・ロット(Hans Rott:1858年〜1884年)は26歳の若さで亡くなったオーストリアの作曲家。アルバムの解説によると最終的な死因は結核のようですが、自殺未遂を繰り返すなど精神を病んでいたとのこと。彼はブルックナーの弟子であり同級生だったマーラーとは親友関係にあったそうで、その二人からはこんな↓言葉をもらっているらしい。
ハンス・ロット:交響曲第1番ホ長調ほか

ここでのブルックナーのコメントはある作曲コンクールでこの「交響曲第1番ホ長調」第1楽章が演奏されたときに失笑した審査員たちに向けた言葉。相当お怒りだったようです(汗)。とにかく将来を嘱望された才能の持ち主だったことが推測されますよね。

彼の残した数少ない作品はウィキペディアによれば習作的と表現されてますが、この「交響曲第1番ホ長調」は録音もいくつかあるように彼の代表作。解説にもあるのですがいろんなところでブルックナー、マーラー、ワーグナー、ブラームスとの類似性が指摘されていて、マーラーは自身の「交響曲第1番ニ長調『巨人』」においてロットの交響曲から引用を行なったとか。

で、このアルバム、リリース当時はそこそこ話題となっていたものですが、規模が大きいことなどいろいろ訳あって(汗)実はほとんど聴いてない。したがって今回聴くのは初めてと言っていいかもしれません。でもかえって新鮮に鑑賞できてよかったのかもね(笑)。

印象を大雑把に言うと、第1楽章:ワーグナー的、第2楽章:ブルックナー的、第3楽章:マーラー的、第4楽章:玉石混交かな(汗)。もちろんそんな単純ではないですが、でも第1楽章はワーグナーの序曲、前奏曲を聴いているようだし、第3楽章ではあ〜確かにマーラーが参考にしたんだろうなぁと思わせるところもあってなかなか面白い作品でした。第4楽章ではブラームスの「交響曲第1番ハ短調」第4楽章の有名な第1主題に似た旋律もあらわれ(このアルバムでは8分過ぎあたり)ここがブラームスとの類似性の所以となってるところですかね。確かによく似てます(笑)。

全体としてはワーグナー、マーラーの音楽により近い気がしますがどうでしょうか。まぁマーラーの作品(交響曲)よりこのロットの作品が先に作られているのであまり類似性を強調するのは失礼かと(汗)。音楽の深みなどブルックナー、マーラー等の作品には及ばないかもしれませんが、親しみやすさではこちらが上と言えるんじゃないでしょうか。甘いメロディ、歌謡性があり、また、ブルックナーのような強烈な停滞感もなく(笑)大いにドラマティックな作品で聴きやすかったですよ。

このアルバムの演奏内容については私の能力ではコメントできませんが(汗)、ただ廉価版ながらロットだけでなくワーグナーほかの作曲家の年表も付くなど充実した解説には目を見張るものがあります。興味ある方には本当にお勧めなアルバム!ぜひぜひ!


デニス・ラッセル・デイヴィス指揮/ウィーン放送交響楽団

1. Alla breve 00:00
2. Sehr langsam 09:48
3. Frisch und lebhaft 20:20
4. Sehr langsam - Belebt 33:42

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